インフルエンザ対策2009

新型インフルエンザA(H1N1)ワクチンの基本的な情報

  1. 新型ワクチンの免疫効果
    海外でのデータでは1回接種で7~10日後には十分量の抗体が産生
    海外では10歳以上は1回接種
    専門家によっては6ヶ月以上は1回接種でも十分との意見もある
  2. 免疫効果の持続期間

    今回のワクチンでのデータははっきりしないが、季節性インフルエンザの場合は、4ヶ月間前後。

    自然感染した場合は2~3年以上は持続するが、ウイルスが軽度の変異を続けるので、感染することもあり得るが軽症に終わる。

  3. 既に感染した場合

    ワクチン接種の必要はない
    学校、幼稚園内での集団感染、または状況から新型インフルエンザ感染と判断されている場合は、ワクチン接種の必要はない。

    検査でA型インフルエンザと診断されてなくても、状況から医師が新型インフルエンザと診断していた場合、または保護者がそう判断した場合は、ワクチンの接種の必要はない。

    もちろん接種したからといって副作用はないと考えられるが、自然感染している場合はワクチン接種よりは、遙かに高い免疫が着く。

    なお米国CDCでは感染したことが確認されてない場合は、出来る限り接種するように勧めている。

  4. 国内におけるワクチン接種の詳細は厚労省の関連ホームページも参考にしてください。


参考サイト

この新型インフルエンザAに対して、成人とくに中高年は免疫を持っているらしいという専門家の意見が出ています。
定点観測でもこの現象は裏付けられます。例年多い高齢者の死亡も稀です。
鳥および新型インフルエンザ海外直近情報集
新型インフルエンザ関連著作をもつ外岡立人先生のサイトです。
このサイトでは 鳥インフルエンザの、人に対する世界的流行危機に備えて、世界の英語ニュースサイトからの情報集です。

平成21年4月からは、新型ブタインフルエンザが流行し始めたため、世界の最新の情報を、毎日5時間前後かけて読み込み、抜粋し、日本語にして提供している非常に貴重な仕事です。

得られた納得できる情報は周辺にも伝えて、国内での人における「新型インフルエンザ」対策に役立てたいという想いからサイトを開設されています。

徒然日記というページは毎日更新!!、最新の情報と外岡先生の考えが書かれていますので参考にしてください。